こんにちは。給食のおばちゃんです。
わたし達のような大量調理はおいしく作ることよりも衛生管理のほうが重要だったりします。特に今のような湿度と温度が高い時期は菌が増えやすいので気をつけています。
そこで今回は食中毒の予防について紹介したいと思います🕵️♂️
食中毒は、食べ物や飲み物に含まれる細菌やウイルスなどの有害な微生物によって引き起こされる病気です。食中毒にかかると、嘔吐や下痢、発熱などの症状が現れます。誰でもかかる可能性がありますが、特に乳幼児や高齢者、妊婦や免疫力の低い人は注意が必要です。
まずは、身近な食中毒の種類をいくつか紹介します。
- ノロウイルス:冬に流行する、吐き気や下痢を引き起こすウイルス。食べ物や水だけでなく、人から人へも感染します。
- サルモネラ菌:生の肉や卵についていることが多い、発熱や腹痛を引き起こす細菌。調理するときは十分に加熱することが重要です。
- カンピロバクター:生の鶏肉や牛乳についていることが多い、発熱や下痢を引き起こす細菌。水分補給や安静にすることが大切です。
特にノロウィルスは治りが遅く、症状がなくなっても菌が2、3週間体内に残っているので知らずに誰かに移している場合があります。
食中毒を予防するためには、以下のことに気をつけましょう。
- 食べ物や飲み物の賞味期限や消費期限を守りましょう。期限が切れたものや変色や異臭がするものは捨てましょう。
- 食べ物を調理する前や後、食事の前や後は必ず手を洗い、手についた細菌やウイルスが食べ物に移らないようにしましょう🙌特におにぎりを握る時など、出来上がりの物に触れる時はビニールの手袋を使うと良いですよ。
- 生ものと加熱したものは別々のまな板や包丁を使いましょう。生ものから加熱したものに細菌が移ると、再び感染する可能性があります。
- まな板は、生肉や魚を切った後は食器洗い洗剤で洗った後、塩素系の漂白剤をかけてキッチンペーパーをかぶせて5分くらい置いてから洗い流すと殺菌効果が増します。(漂白剤のヌルヌルが取れるまで洗います。)
- 食べ物は十分に加熱しましょう。特に肉や魚、卵などは中まで火が通るようにしましょう
- 加熱することで、細菌やウイルスを死滅させることができます。
- 食べ物は冷蔵庫で保存しましょう。常温で放置すると、細菌やウイルスが増殖しやすくなります。冷蔵庫で保存する場合は、生ものと加熱したものは別々の容器に入れて密閉しましょう。
食中毒は、予防することができます。日頃から衛生的な食生活を心がけて、健康を守りましょう。
参考になれば嬉しいです。
では、ありがとうございました(●'◡'●)