給食おばちゃんの節約術

低所得で、ぐうたらな給食おばちゃんの節約術を紹介します。 よろしくお願いします(^^)

涼しくなっても特に気をつけたい食中毒。

こんにちは。給食のおばちゃんです。

 

先月、テレビでお弁当屋さんの食中毒の話が出てましたね📺

497人の患者さんが出て、『お弁当のごはんが糸引いていて腐っていた。』とかなんとか。。

そこで、涼しくなってきたからこそ気をつけたい食中毒についてお話しします💁‍♀️

 

《食中毒についてです。》

一般的なのが、サルモネラ菌o157カンピロバクターノロウィルスです。症状は、下痢、嘔吐、発熱、腹痛です。それに無症状の場合もあります。

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みんなが同じ物を食べても、食べた人の体調によって症状が出る場合と出ない場合があります。

特に気をつけないといけないのが無症状です⚠️

無症状の人は自分が菌を持っていると気がつきません。そのまま不衛生に調理をすると、それを食べた人に移ってしまう場合があります。

 

食中毒のような症状は酷くなければ2、3日経つと症状が治る場合が多く、病院に行っても『お腹からくる風邪ですね。』『ウィルス性の風邪ですね。』と言われる事があると思います。この場合はノロウィルスのような食中毒の危険性があります。

基本的に食中毒の検査は、自分から病院側に求めないと検査はしてもらえないので自分が食中毒かどうかは分かりません。それに食中毒菌は症状が収まっていても菌の潜伏期間があり、長いと3週間くらい身体の中にいる場合があります。

 

《食中毒を出さないために必要なこと。》

⚫︎菌を殺す。

75度で1分以上加熱すればサルモネラカンピロバクターは死滅しますが、ノロウィルスのは85℃で1分以上でなければ死滅しません。

安全性を考えるなら85℃で1分以上加熱することをオススメします

 

⚫︎菌を付けない。

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まず、重要なのは手洗いです。

目には見えませんが、手にはたくさんの菌がついています。知らず知らずに、ドアノブやテーブル、ケータイなどいろいろなところから菌を貰ってきています。洗ってない手には約1,000,000個の菌が付いていて、トイレの便座よりも汚いと言われます。

しかし、洗剤をつけて2回手洗いをするだけで菌の数は数個に減るので手洗いの重要性がよく分かりますね。

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ただし、手を洗ったからといって安心し、料理中にレシピの検索などでケータイを触るとまた手には菌が付くので気をつけましょう。

それに、よく間違えやすいのは使い捨て手袋の使い方です。

手袋をしているからといってキレイだと思い、そのまま冷蔵庫のドアなど、あちこち触ると意味がありません。手袋を着ける時は食材を触る時だけにしましょう。

 

最後に、肉や魚を切った包丁、まな板を洗剤でキレイに洗ったつもりでも、まな板のスキマなどに汚れが残っていたりし、果物や生野菜などを切ると菌が移る可能性があるので、できるだけ器具を生食用と分けたり、後から肉や魚を切るようにしましょう。

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⚫︎菌を増やさない。

菌の増える室内の温度は20℃前後。特に20℃〜50℃前後では菌の増えるスピードは速く一気に増えます。お弁当のようにすぐに食べないものは、菌が増えやすいので気をつけるようにしましょう。菌を死滅させ、増やさないようにすぐに冷蔵庫に入れて冷ますのをオススメします。

 

とくに今の時期は運動会や遠足、紅葉などが始まり、お弁当を持って出かける機会も増えると思います。それに日によって寒暖差があり体調管理が難しくなる時期です。

涼しくなってきたからといって、油断せずに食中毒には気をつけましょう☆

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

何か参考になれば嬉しいです。